悲しいがまもなく「絶版」の可能性あり! 買うなら「今のうち」の国産車6選 (2/2ページ)

人気が高くても燃費規制で存続できない車種も!

■スバル

4)BRZ

 トヨタ86のスバル版となる2012年登場のFR2ドアクーペ。クルマ自体の魅力は未だにほとんど色褪せていないが、日本では20.6km/Lという企業別平均燃費規制との兼ね合いで実用燃費はともかくカタログ燃費がよくないBRZは、すでに東京スバルのウェブサイトで7月20日をもってのオーダーストップが掲載されている。そのため新車の現行BRZが欲しいなら今すぐにでもオーダーするべきだ。

 なお遠くないうちに登場するといわれる新型BRZに関しては「日本で86は販売されるが、BRZは果たして?」という一部スクープもある。

5)WRX S4

 昨年生産終了となったEJ20エンジンを搭載するWRX STIと同じボディに、2リッター直噴ターボ+CVTというパワートレインを搭載する間口の広いスポーツセダン。WRX S4もほどよいスポーツ性やアイサイトを搭載する点など、魅力はまったく色褪せてない。

 しかしWRX S4のウェブサイトに「標準グレードとなるGTとGT-Sはすでにオーダーストップ」と記載されており、今買えるのはSTIスポーツと500台限定のSTIスポーツ♯だけとなっている。

 さらにWRX S4もカタログ燃費がBRZ並みということもあり企業別平均燃費規制との兼ね合いで、遠くないうちに絶版となるのが確実だ。こちらも新車が欲しいなら早めにオーダーするべきだ。

■ダイハツ

6)ウエイク

 ウエイクは同社のタントに代表されるスーパーハイトワゴン以上に高い全高を持つモデルとして2014年に登場した。全高が高い分頭上に物を置くスペースがあるなどのメリットは確かにあるが、それ以上に走行安定性や燃費の悪化といったデメリットが大きいのに加え、「スペースが欲しいならいっそ軽1BOXカーのほうが広い」というのも事実で、販売は低迷中だ。

 今後に関してはモデルチェンジの噂すら聞かず、一代限りで絶版となる可能性が高い。


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