メルセデス・ベンツの人気SUV「GLA」が2代目に進化! 完全新型「GLB」もラインアップに追加 (2/2ページ)

GLBはGクラス譲りの力強いスタイリングが特徴的

 もう1台のGLBは、新たにメルセデス・ベンツのラインアップに加わった新型モデル。Gクラスからインスピレーションを受けたスクエアなシルエット、そして高い悪路走破性を併せ持った本格SUVでありながら、広い室内空間は大人7人が快適に乗車することができる。

 エクステリアはGLA同様に、メルセデス・ベンツのSUVらしさを際立たせるクローム仕立てのアンダーガードと2本のパワードームを備えたボンネットをフロントマスクに採用。ツインルーバーデザインの大型ラジエーターグリル、スクエアなヘッドライトで力強さを表現している。ダイヤモンドグリルシングルルーバー、バンパー下部左右に配置する2本のフィンなど、スポーティさを強調するAMGラインも用意する。

 インテリアもGLA同様に、インストゥルメントクラスターの上方にあるカウルは採用せず、ワイドディスプレイを上方に配置し横方向のワイド感を強調したデザインに。加えてGLBでは助手席ダッシュボード中央部やセンターコンソールのスイッチ両端部などに、力強さを感じさせるアルミニウム調チューブデザインを採用している。

 標準のシートバック中央部には、特徴的な左右から斜めに走るステッチによって、ひし形状の模様を作り出すシートを採用。ラグジュアリーさも兼ね備えたインテリアとなっている。

 用意されるパワートレインは、最高出力150馬力/最大トルク320N・mを発揮する2リッター直4クリーンディーゼルターボと、最高出力224馬力/最大トルク350N・mを発揮する2リッター直4ガソリンターボの2タイプ。後者は四輪駆動システム「4MATIC」との組み合わせる。どちらのエンジンも、トランスミッションは新開発の8速デュアルクラッチ「8G-DCT」となる。

 GLBは、スクエアで車高が高いボディ形状、そして欧州地2829mmというロングホイールベースによって、車内で快適に過ごすことができることが可能。2列目シートは140mm調整、60:40分割でスライドできる機構を備えている。これにより後方へスライドし、広々としたレッグスペースを提供したり、前へスライドさせて積載性を向上させることも可能だ。

 3列目シートは、2列目シートのバックレストにあるロック解除レバーを操作することで、2列目シートが前に倒れてスライド。これによりワンタッチで3列目に乗り降りことができるようになる。また、使用しない場合は格納できるので、スペースを有効に活用できる。

 ラゲッジルームは高い車高や多彩なシートアレンジによって、十分な積載性を確保。左右のラゲッジルームトリムに小物入れを設け、さらにテールゲーt下部にはコート用フック2個、2段階高さ調整式ラゲッジルームフロアなど備えて実用性も高い。もちろん、EASY-PACK自動開閉式テールゲートも標準装備する。

 どちらのモデルも、最新のインフォテイメントシステム「MBUX」や、Sクラス同等の安全装備なども標準装備している。最先端技術を満載した、最新のSUVをぜひ堪能してほしい。

 メーカー希望小売価格(税込み)は、下記の通り。

 GLA200d 4MATIC 502万円

 GLB200d 512万円
GLB250 4MATIC スポーツ 696万円


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