なんと7000cc超えも! この時代に「エコ」を無視した「大排気量エンジン」を積むクルマたち (2/2ページ)

輸入車では国産を大きく上回る7000cc超のモデルも存在!

3)レクサスGS Fほか

 レクサスIS F 、レクサスRC F、レクサスGS F、レクサスLC500などに積まれている2UR-GSEエンジンも排気量は4968cc。V型8気筒DOHC32バルブ デュアルVVT-iEで、477馬力、54.0kgf・m。

 レクサスといえば、ヤマハで作られたLFAのV型10気筒1LR-GUE型も4805ccと大排気量だった。ちなみにその1LRエンジンは、560馬力、48.9kgf・m。

4)日産サファリ/三菱ディグニティ

 このように国産乗用車の大排気量車というと、トヨタ車が圧倒的に多い。トヨタ車以外では、日産サファリ(Y61)の直列6気筒DOHC のTB48DEが、4758cc。

 三菱ディグニティの4498cc(V8 DOHCのFFの高級車!)が続く。

5)輸入車

 国産車では、レクサスLX570の5622ccがMAXだったが、海外にはもっと大きなエンジンがザラにある。例えば、AMG SL63のV8DOHCターボは、圧巻の7290ccで585馬力、トルクはなんと91.8kg-m。

 大排気量王国アメリカでは、シボレーコルベットZ06が、6153ccのV8OHC+スーパーチャージャーで、659馬力、89.8kg-m。

 ロールスロイスのフラッグシップ、ファントムも、V12DOHCの6749ccを持っていて、2660kgの巨体を、460馬力、73.4kg-mで動かしている。

 BMWには、M760LiXドライブ4WDのV12気筒DOHCの6592cc(610馬力、81.6kg-m)があり、スーパーカーでは、ランボルギーニ・アヴェンタドールのV12気筒DOHCが6498cc(700馬力、70.4kg-m)。

 ちなみに国内の自動車税では、排気量6000cc超になると、年間の税額は11万1000円!!!

 エコカーの時代だからこそ、大排気量車存在感が一層際立つというものだ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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