輸入車勢は個性はデザインも未来的な個性派が揃う
3)テスラ・モデル3
アメリカのテスラがリリースする電気自動車のなかでは、コンパクトな部類に入るモデル3。日本で乗るにも悪くないサイズ感で、2019年9月からデリバリーがスタートしている。
日本では後輪駆動でベーシックなスタンダードレンジプラス(WLTCモード航続距離409km)と、4WDとなるロングレンジ(同航続距離560km)、よりスポーティなパフォーマンス(同航続距離530km)が基本グレードで、521万円~というプライスタグとなっている。
国産メーカーのEVと比較すると、今後のアフターサービスなどで不安を抱く人もいるかもしれないが、新し物好きからすれば気になる存在といえるだろう。
4)BMW i3
i3はBMWが販売するEV専用車。個性的なルックスに注目が集まりがちだが、車体の多くの部分にカーボンを多用し、軽量化を図るなど、BMWらしさが随所に見受けられるモデルとなっている。
搭載されるバッテリーは42.2kWhでWLTCモード航続距離は360kmとなっているが、i3の特徴として挙げられるのがレンジエクステンダーと呼ばれる発電用のガソリンエンジンを搭載したグレードが用意されていることだろう。
直列2気筒DOHC 647ccのエンジンは、完全に発電のためだけに搭載され、その燃料タンクも9リットルとかなりミニマム(なんとハイオク仕様だ)。しかし、これによって航続距離は466km(理論値)まで伸びるというのは魅力的だろう。
EVなのに内燃機関を搭載していることは賛否あるかもしれないが、EVならではのトルクフルで爽快な走りをより楽しむという点では、約50万円のエクストラコストも高くないかもしれない。