分岐点やICを見落としてしまっても安全を優先すべき
我々の生活に欠かすことのできない高速道路。普段クルマに乗らないという人にとっても、物流を支えているという観点ではなくてはならないものである。
高速道路はその名のとおり一般道よりも制限速度が高く設定されており、基本的に自動車専用道路となっているため、利用者側にはさまざまなメリットがあると言える(そのため利用料が発生するのだが)。
そんな便利な高速道路ではあるが、残念ながら未だに多くの危険行為を目にすることがある。今回はそんな高速道路での危険行為について考えてみたい。
1)インターチェンジや分岐点での急減速
慣れない高速道路ではついうっかり分岐点や降りる予定のインターを見落としてしまう、ということも起こりがち。そんなとき、反射的に急ブレーキを踏んでしまう人がいるのだが、これは非常に危険極まりない。
一般道と比べて速度域の高い状態で急ブレーキを踏むということは、一歩間違えれば自車のコントロールを失う可能性もあるばかりか、後続車が追突する可能性も非常に高い。
後続車がきていないことを確認できている状態であればまだましだが、分岐点やインターを見落としてしまうようなドライバーが瞬時に後続車がいるかどうかを判断できるとは思えない。
こういった場合は面倒でも次のインターまで走り、Uターンをして戻るのがベスト。もし料金所がある場所であれば、職員に相談すれば料金を支払わずにUターンできるケースもある。