国産車のコンパクトカーや軽自動車にもオシャレな演出が!
3)マツダMAZDA2
続いて、日本車からもご紹介しましょう。国産コンパクトカー随一と言えるオシャレなインテリアを持つのは、マツダのMAZDA2。とくに素晴らしいのはシートです。このクラスでは希少なホワイトレザーを贅沢に使って、ドアトリムやセンターコンソールなどまでコーディネート。肌が触れやすい部分にはスエードのような心地よさのグランリュクス・ウォームグレー・メランジ調クロスが使われていて、座ってみると身体にしっくりと馴染みます。
また、光が当たると華やかに、影になるとクールさが際立つ、ブルーグレーのレザーもすごくステキ。さらに、ファッション業界では少し前からブラックよりもトレンドとなっている、ネイビーでコーディネートされたファブリックタイプも設定されています。
4)日産デイズ
続いてもう1台、日本の軽自動車から選ぶとすれば、日産デイズ。標準タイプでもベージュとブラウンのツートーンで明るい雰囲気だったり、ハイウェイスターはチェッカーフラッグ模様がステキなインテリアですが、オススメはプレミアムコンビネーションインテリアです。
ミルクチョコレートのようなブラウンに、ブルーグレーとブラックのラインがオシャレで、軽自動車では珍しくドアインナーパネルやインパネまでコーディネートされているのです。シートだけ浮いている感じがなく、車内全体に統一感があるところがデイズの素晴らしいところ。
そして、オーテックが手がける純正カスタムモデル、デイズボレロは女性にオススメ。
ドアを開けると、ピンクとアイボリーのツートーンでパっと華やぐインテリアに、思わずウットリしちゃいそうです。ハンドルまでピンクとアイボリーで、毎日が楽しくなりそうなクルマですね。
5)DS・DS3クロスバック
さて、最後に独創的でモダンなオシャレコンパクトの大本命、DSのDS3クロスバックを挙げましょう。
こちらはインテリア全体にテーマがあって、たとえばパリでもっとも美しい通りの1つである「リボリ通り」からインスピレーションを得たという「RIVOLI」は、上品なパールグレーのレザーにダイヤモンドデザインが施され、ダッシュボードやドアトリムも同様にラッピング。インパネにも、ダイヤモンドをモチーフにしたスイッチが並び、シフトレバーを囲むスイッチ類もアート作品のようです。
また、パリのオペラ座からインスピレーションを受けた「OPERA」は、最高級ナッパレザーを使って時計のベルトをイメージしたデザインがとても斬新で、オシャレ。このほか、「バスティーユ」「モンマルトル」と、旅好きさんもワクワクするような世界観がDS3クロスバックの魅力です。
ここまでくると、もはや家のインテリアより凝ってるような気がしてきますが、クルマという移動できる空間、前を向いて過ごす空間だからこそ、それをどうやってよりステキなものにするか。そんなエンジニアやデザイナーたちの技術の結晶を見ている気持ちになりますね。ぜひ皆さんも、好きなテイストのクルマを見つけて、包まれるような心地よいドライブをしてみてくださいね。