オトナの女性をうっとりさせる美しい内外装
プレミアム感やクラフトマンシップをキーワードに、デザインや仕立ての良さで満足度を高めながら、NISMO(ニスモ)との共同開発で走りの魅力もしっかりと突き詰めていくファクトリーカスタマイズブランド「AUTECH(オーテック)」。90年代からどこよりも早く、メーカー直系のカスタマイズカーを手がけてきた実績とノウハウを継承しつつ、2017年に新たに生まれ変わったブランドです。
そんなAUTECHが、クラストップレベルの広さと使い勝手を持つスーパーハイトワゴン軽、日産ルークスにも登場しました。
ルークスは、両側スライドドアと全高1780mm以上の高い天井に、2495mmまで拡大したホイールベースを生かした驚異的な広々スペースを実現。その広さは上級セダンもビックリで、とくに後席の足もとは先代比+80mmの795mmと、足を組んでも余裕いっぱいです。
そして後席は前後に320mmものロングスライドが左右独立して可能となり、これによって荷室の奥行きも最大で675mmを確保。定員4人が乗っても48リットルのスーツケースが4個積める大容量で、もちろん後席を前倒ししてフラットにすれば、大きな荷物もラクに積めます。人はゆったり、荷物もたっぷり積めて、買い物からレジャーまで大活躍してくれます。
今日は、そんなルークスAUTECHで横浜までのプチドライブに出かけました。目の前に佇む姿は、AUTECHらしさが溢れんばかりです。まず見とれてしまうのが、精巧なジュエリーのように存在感のある専用フロントグリルや、専用フロントバンパーシルバーアクセントによって、上質な印象のフロントマスク。サイドミラーやドアハンドルもシルバーになり、切削光輝の専用14インチアルミホイールもアクセントとなって、上品さが目を惹くスタイルです。
そしてドアを開けてまた視線は釘付けに。もとから、インテリアのセンスの良さには定評のある日産の軽ですが、ルークスAUTECHはさらにプレミアムな空間になっているのです。優しいアイボリーと知的なブラウンのツートーンが、ステアリング、インパネ、ドアインナーパネルからシートまで統一されて、オシャレでモダンな中にもどこかホッとする温もりが感じられます。
せっかくのドライブだから、美味しいコーヒーでも飲みながら楽しもうと、カフェでテイクアウト。右手にコーヒー、左手にバッグと両手がふさがってしまっても、ルークスAUTECHなら大丈夫です。オプションでハンズフリーオートパワースライドドアがつけられるので、足を少し動かすだけでラクにドアが開けられました。後席にバッグを置いて、運転席へ。これはとっても助かります。
専用のレザーとトリコットのコンビシートは大きさもたっぷりで、座ってみるとほどよいフィット感。センターパネルのカップホルダーにコーヒーをおくと、すぐ隣りにはスライドテーブルが備わっているので、マドラーやミルクの置き場所もバッチリです。ルークスAUTECHの室内には、ほかにもBOXティッシュがすっきり収まる引き出しや、サッと小物が置けるトレイもあって、見せる収納と隠す収納が分けられているのが優秀。スマホやタブレットの充電に欠かせないUSBソケットも備わるし、デイズで好評の車検証専用ポケットも、助手席シート下のシートアンダーボックスのもう一段下に備わっています。
しばしコーヒーのアロマで癒されたら、そろそろ出発。手を添えたステアリングは、専用の本革巻がしっとりとした感触で、握り心地のよさもリラックスさせてくれます。スタートボタンを押すと、予想以上に静かなアイドリング。デイズから受け継いだパワートレインをさらに磨き上げ、全車S-HYBRIDとなってパワーと低燃費を両立した走りは、発進からとてもなめらかです。ストップ&ゴーの多い街なかでも、軽やかに走れて爽快。カーブでのしっかりとした安定感やしなやかな挙動は、ルークス専用のチューニングを施した足まわりや、登録車メーカーならではの贅沢な部品供給など、軽の枠を超えたクルマづくりノウハウの賜物だと感じます。
また、フロントガラスは上下左右に広い視覚を確保しつつ、先代より60mmアップライトにした運転席で遠くまで見やすくなっています。狭い路地などの感覚がつかみやすいのはもちろん、これなら渋滞などでもイライラしにくいことでしょう。シフトレバーやペダルの角度なども工夫して、運転に不慣れな人や小柄な人にも操作しやすい運転環境を実現しているので、ビギナーや女性にも安心。驚くほどの静粛性も、エンジン骨格の高剛性化など、コストと手間をかけたからこそのもので、ルークスAUTECHに乗っていると、いつの間にやら軽だということを忘れてしまうほどです。