スポーツモデルじゃなくても軽量ボディとMTで楽しめる!
クルマは好きだけど予算が足りない、というのはいつの時代の若者にも通じる悩みのひとつ。しかし残念ながら今のご時世、総額50万円以下で買えて維持費も安いスポーツカーはほぼないといっていい。
とはいえ、「ないです」で終わらせてしまったのでは怒られてしまうので、“コミコミ50万円以内で維持費が安くスポーツ走行もできる国産車”をご紹介しよう。
1)スズキ・アルト(5代目)
アルトのスポーツモデルと言えばアルトワークスと言いたいところだが、やはりスポーツモデルということもあって思いのほか高値。しかもこの世代のワークスは生産終了から年数が経過しているため、状態がよいものもなかなか見つからないというのが現状だ。
そこでオススメしたいのが、なんでもない普通のアルトのMT車だ。600kg台前半という軽量ボディとMTを駆使して走れば、絶対的なスピードは低いものの十分スポーティな走りを楽しむことができるのだ。
また、NAアルトは軽自動車の耐久レースなどではお馴染みの車種であり、チューニングパーツやノウハウも豊富で、サーキットでの自己ベストタイムを更新するために走り込むというようなストイックな使い方もできる。当然軽自動車だから維持費もタイヤ代も安く抑えることができるのは言うまでもない。