特別なテクニックはいらない簡単なことばかり!
次に、目的地がよく知っている場所ならそれほど問題ないかもしれませんが、初めて行く場所や、交通状況が気になる場合など、ナビを頼りに走ることも多いと思います。最近のクルマは、停車してサイドブレーキを引かないとナビ操作ができない場合も多いのですが、そのためにいちいち停車するのもけっこう大変。
そういう時に、助手席の彼女がスマホでサクッと検索して教えてくれたり、交通情報のラジオに切り替えてくれたりすると、彼としてはとても助かるし、よく気がつく女性だなと感心すること間違いなし。デキる美人秘書になったつもりで、彼をアシストしてあげてくださいね。
続いて、ドライブで女性がとくに悩ましいのは「トイレ」ではないでしょうか。一般的に、男性よりも女性はトイレが近いと言われますし、生理の日なんかは頻繁に行きたいですよね。とはいえ、男性はなかなかそうした女性の気持ちに気づいてくれません。自分からトイレに行きたいと言い出すのは恥ずかしいし、あんまりしょっちゅうトイレトイレと言っていると、彼の方もちょっと心配というか、まぁ生理現象だとはわかっていても、あまり気持ちのいいものではないでしょう。
さらに、ガマンにガマンを重ねてもう無理、というところで急にトイレと言われても、彼はとても困ってしまいます。なので、トイレはたっぷり余裕を持って、前々から「◯◯SAに寄りたいな」なんてオブラートに包んで伝えておくといいと思います。
そして、トイレの次は食事ですが、彼に「何食べたい?」「どこ行きたい?」と聞かれて、「なんでもいい」という返事はご法度です。運転というのは決断の連続。常にどこかへ向かって走っているわけです。そんな時にボヤッとした答えが返ってくると、途端にテンションが下がってしまいます。ただ、かと言って「どうしてもそこじゃないとイヤ」と言った決めつけで、彼に選択肢を与えないというのも、じつは嫌がる男性は多いです。なので、「◯◯か、××のどっちかがいいな」と二択にするのが賢明。そうすると、彼にも選ぶ楽しみが広がり、頭の中のデータ検索も働かせる甲斐があるというものです。
また、車内で何かオヤツなどを食べたい場合もあるかもしれませんが、ニオイや食べこぼしを気にする男性もいますので、必ず彼の許可をもらってからにしましょう。ただ、アメやガムなどは眠気防止になる場合も多く、喜ばれることがあるのでバッグにしのばせておくといいでしょう。
さて、最後はドライブデートを終えてお別れの時。やってしまいがちなのが、車内で飲んだドリンクや食べたお菓子のゴミなどを、そのまま放置して降りてしまうことですが、それはNGです。彼女が降りた後の助手席が汚い時ほど、ガッカリするものはありません。自宅に戻ってそれを1人で片付けている彼を想像してみてください。せっかくの楽しかったドライブデートも、このひと手間で台無し。むしろ、自分が降りる時に彼の分のゴミまで引き受けて持って帰ってあげる、くらいの優しさが欲しいところです。
また、海辺や山道を歩いた時、雨の日などは靴の汚れがフロアマットについてしまい汚れている可能性が高いです。そこまで掃除をしてから降りろとは言いませんが、「マットが汚れちゃってごめんね」とひと言添えるだけで、印象は雲泥の差になるでしょう。
というわけで、ドライブデートを成功させるために、助手席の女性がやるべきこと、気をつけるべきこと、いろいろとご紹介してきましたが、これらはお金のかかることでも、特別なテクニックがいることでもないですよね。誰にでも今日からでもできることだと思います。でも、それでもやるとやらないとでは大違い。ぜひ実践して、素敵な時間を過ごして欲しいと思います。