現在多く活躍するクラウンパトカーのルーツともいえる存在
個性的なモデルカーを多数取り揃えるヒコセブンは、同社のオリジナルブランドである「RAI’S」より、ダイキャスト製43分の1スケールで再現したトヨタ・クラウン交通パトカー2種の予約受付を開始している。予約は同社のアンテナショップ「モデルギャラリー HIKO7」ならびに全国の模型店などで受付中だ。
トヨタ クラウン(JZS155Z)パトカーは、警ら用や交通系などさまざまな用途で採用された、現在も多く稼働するクラウンパトカーのルーツともいえる存在。V字型の赤色灯は、このクラウンの後期型から採用されている。また、警ら用では昇降機と呼ばれる赤色灯を上下させる装置も搭載されるようになった。また、パトカーでのフェンダーミラーやマニュアルトランスミッション仕様は、この型で最後となっている。
「トヨタ クラウン (JZS155Z) 2000 神奈川県警察交通部交通機動隊車両(407)」は、神奈川県警交通機動隊で運用されていた、後期型モデル。V字型赤色灯やAピラーの補助ミラーなどが装備されているのが特徴だ。フェンダミラーも、時代を感じさせるアイテムのひとつだろう。
もう1台の「トヨタ クラウン (JZS155Z) 1998 警視庁高速道路交通警察隊車両(覆面 紺)」は、前期型をベースに警視庁高速道路交通警察隊で運用されていた、紺色の交通覆面車両。覆面パトカーの特徴といえるグリル内の赤色灯や、天井の反転式赤色灯などを装備している。そのほか、2段式ルームミラーやトランクのTLアンテナなど、パトカーならではの装備も再現する。
どちらも800台限定モデルとなり、初回生産のみで再生産の予定はなし。各6300円(税抜き)となっている。パトカーファンはぜひコレクションに加えてみてはいかがだろうか。