「激映え」確実で「超マイナー」! オシャレ女子度「マシマシ」の輸入車5選 (2/2ページ)

「映え」る風景を求めてロングドライブに出かけるのも楽しめる!

3)フィアット500X

 続いて、同じくイタリアの自動車メーカー、フィアットから、2020年1月の販売台数が30台以下の激レアぶりなのに、とってもオシャレなコンパクトクロスオーバーSUV、500X。おそらく、ルパン三世の愛車として有名な500のほうは、日本でもコンスタントに月間で数百台は売れているのですが、ボディがひとまわり大きくなり、SUVルックとなる500Xは、まだあまり知られていないので「映え」間違いなしです。

 しかもこの500Xは、単に500をちょっとイジってSUV風にしたわけじゃないんです。デザインはちゃんと1から設計し直して、500のイメージも取り入れつつ、タフで頼もしさも感じるスタイルに仕上げているところがミソ。4ドアだから500より実用性もアップしているし、荷物だってたくさん積めるので、映え風景を求めてロングドライブに出かけるのも楽しそうですね。

4)スマート・フォーフォー

 さて、お次はもうあとちょっとで買えなくなってしまう、メルセデス・ベンツが販売するキュートなコンパクトカー、スマート・フォーフォー。初代はあの腕時計で有名なスウォッチが手がけていたことで注目され、モダンで遊び心溢れるデザインは、どこを撮っても「映え」だらけといった感じです。そのスマートはなんと、次のモデルからEV専用モデルになることが決まっていて、ガソリンエンジンモデルは2019年末ですでに生産を終了。

 なので今ある在庫がなくなったら、新車での購入はできなくなってしまうのです。小さくても上質感がたっぷりで、小回りもきくのでどこでもスムースに走れるのも、スマートの大きな魅力。これなら、ちょっとマイナーな場所にあるカフェなど、映えスポットを探しに行くドライブにも良さそうですよね。

5)ジープ・レネゲード

 さて最後は、ブランド名だけは聞いたことがあるという女性も多いことでしょう、アメリカの自動車メーカー、ジープのレネゲードです。ジープそのものは、アウディ、ボルボに継ぐくらいの快調な販売台数を誇っていますが、そのなかではまだまだマイナーなのが、ジープ最小となるコンパクトカーのレネゲード。でもそれが、ほかのジープモデルにはない愛嬌のある雰囲気と、でもやっぱりジープの一員としてタフでカッコいい感じと、どちらも持っていて女心をくすぐられます。

 しかも、フロントガラスをよ〜く見ると、隅っこに古いジープが走っているイラストがあったり、ガソリンを入れようと蓋を開けたらクモの巣が出てきたり、毎日が楽しくなるような遊び心が満載。ほかにもたくさんの仕掛けがあるので、それを見つけるだけでもSNSに投稿したくなっちゃいそうですね。ちなみにレネゲードはさすが、小さくたって走りのほうはジープらしく頼もしいので、海へ山へとアクティブに過ごしたい女性にもぴったりです。

 というわけで、SNS映えを狙うならコレ! と太鼓判を押したい、マイナーでオシャレな輸入車をご紹介しました。こんなクルマたちと一緒なら、普段なら素通りしていた場所でも、思わず愛車を停めて撮影したくなるかもしれないし、今までには興味を持たなかったような、クルマのパーツにも映えポイントが見つかるかもしれません。それらはきっと、新しいクルマの楽しさを教えてくれるのではないかと思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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