雨の日のアウトドアに使えるタイプもある
アウトドアでは、当然、車外に出て、周囲を散策することもあるだろう。そこでわが家が愛用している害虫対策アイテムが、電池式の”世界最高素水準 5倍効く!”をうたう、腕や足に巻く「どこでもベープNo.1未来」と、ズボンのベルトなどに装着できる「おそとでノーマット200時間」だ。どちらも車内兼用が可能で、「おそとでノーマット200時間」は器具背面にフックが付いているのがポイント(ストラップも付属)。ベルトなどに引っ掛けやすく、また、子供用やペット用のカートの淵に付けやすいメリットが認められる。同種品の「どこでもベープGO!未来」はベルト式のみの固定方式で、マジックテープでベルトを開くことができるため、ドアノブなどに引っ掛けるのに向いている。
もっと直接的な方法としては、害虫見つけたら、テニス、ではなく、ラケット式の電撃殺虫アイテムを使うといい。電源を入れ、害虫を叩くと、一瞬で焼死する!! 残酷ではありますが……。
ただし、雨の日のアウトドアでは、電子器具は水濡れが心配。渦巻き式の蚊取り線香をケースに入れて携帯したとしても、雨で火が消えてしまいそうだ。そこでいろいろ調べた結果、和歌山でしっぽり作られている「安全線香皿ブラリー」に行き着いた。ラブリーではない、ブラリーだ。かなり昭和の香りがするパッケージ、デザイン、作りはさておき、一般的な蚊取り線香皿と違い、縦にしてブラリと使う限り、雨水が侵入しにくい開口デザインになっていて、内部も石綿が使われず、ギザギザした金属歯で蚊取り線香を固定するため、水分がしみ込みにくいのである。なんとなれば、クルマの外でも、雨の日用蚊取り器として使えるかもしれない!? と、その効果を実証するため、雨のアウトドアを楽しみにしているほどだ。
そうそう、アウトドアで、やぶ蚊のいそうな緑のなかにクルマを止めざるを得ない場合、わが家では、あらかじめやぶ蚊やマダニなどに対応するバリアを張っておく。といっても、やり方は簡単。市販のやぶ蚊バリア剤を周囲にスプレーしておくだけ。効果は8時間ぐらいあるものもあり、けっこうお手軽だ。
そこまでやるか!? と思われがちだが、わが家は、繰り返すけれど、蚊に刺されることが大嫌い。犬も同行するから、快適で”かゆさと無縁”なアウトドアライフのために、害虫対策は徹底しているのだ。今年の春から秋にかけて、害虫の被害から解放された、密のない爽快なアウトドアライフを、愛車と害虫対策グッズともに楽しんでほしい。