カスタマイズ欲の減少とともにクルマに対する情熱も冷めてしまう
家族が増えたとか、生活環境が変わったとか、クルマを乗り換えるというときの理由はさまざまあると思うが、ちょっと切ない理由のひとつが「愛車に飽きた」というものだ。購入するときは欲しくてたまらなかったハズの愛車なのに、気づけばすっかりその熱も冷めていた……というのは悲しいものである。
当然、年齢を重ねて食事の好みが変わるように、趣味趣向が変わっていくということもあるだろうが、今回は飽きの来ないクルマとはどんなものなのかを考えてみたい。
1)カスタマイズはほどほどに
飽きのこないクルマと言うと、カスタマイズパーツが豊富なモデルであればあれこれカスタマイズの妄想が膨らんで飽きにくいと考える人もいるだろう。しかし、カスタマイズの方向性というのはそんなに頻繁に変わるものでもない。
そのため、ある程度カスタマイズが完成してしまうと次にやることがなくなってしまい、カスタマイズ欲の減少とともにその車種に対する情熱も冷めてしまう可能性が高い。そうならないためにも、カスタマイズは一気にゴールまで行くのではなく、コツコツとやっていくほうが愛車と長く付き合えるだろう。