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機械が苦手でもペット感覚で付き合えばできる! 出先で泣かないために「女子」でも実践すべきクルマの「お世話」とは (2/2ページ)

機械が苦手でもペット感覚で付き合えばできる! 出先で泣かないために「女子」でも実践すべきクルマの「お世話」とは

安全に乗るためには定期的にクルマをチェックすることが大切

 買い物にデートにと、いろんな場所へ連れていってくれる、便利なクルマ。あなたは運転席に座る前に、何をしていますか? 「とくに何もしていない」という人は、要注意です。いつも快調に走ってくれているからと、安心しきっているかもしれませんが、クルマには走行距離や時間の経過、天候の変化などで劣化・消耗していく部品が多く使われていて、それらを定期的にチェックして交換していくことが、クルマを安全に乗るために欠かせないことなんです。

 とはいえ、女性や機械いじりが苦手な人は、そう言われても腰が引けてしまうかもしれませんね。せっかくオシャレしたのに、出かける前に点検なんてしたら汚れてしまうのでは? 何か特別な道具が必要だったり、力がないとできないのでは? なんて不安もあるかもしれませんが、大丈夫。ペットのお世話をするような感覚で、「見るだけ」「触れるだけ」でも点検はできちゃいます。今回はそんな、お出かけ前にサッとできる点検と、女性でも力がなくても簡単にできるメンテナンスをご紹介します。

1)エンジンルームの点検

 まずは、エンジンルームの点検です。ボンネットを開けたこともない、という人も多いかもしれませんが、たいていは運転席のペダルがある奥の方に、ボンネットを開けるレバーやスイッチがあると思います。そこを押すと(引くと)、ガチャッと音がしてボンネットが少し浮きます。その後、ボンネットの中央の金具を指で外してあげると、全開になります。

 最新のクルマはエンジンルームの多くがカバーで覆われていたりして、なかなか素人が手を入れにくい状態になっていますが、ここで最低限チェックしたいのは3つです。

 1つ目はウインドウォッシャー液の量。これが減っていたりなくなっていると、砂埃や泥水などでフロントガラスが汚れて視界が悪くなったとき、いざきれいにしようと思ってもウォッシャー液が出なくて危険につながってしまいます。窓の絵が書いてあるキャップを見つけて、定量までウォッシャー液が入っているかを確認しましょう。

 もし季節が冬で、気温が3度以下になりそうな時なら、凍結しない寒冷地用のウォッシャー液を入れておくことをオススメします。

 2つ目はバッテリー液の量です。とくに車検から時間が経っていたり、長期間乗っていなかった場合などは、液が減っているかもしれないのでしっかり確認してください。バッテリーのケース側面に、上限と下限の線が引いてありますので、液面がその間にあればOKです。

 もし減っている場合は上面の穴からバッテリー液を補充するか、販売店などに連絡して補充だけでなく電圧計測などもやってもらうと安心ですね。

 そして3つ目は、エンジンオイルの量。雑巾を用意してから、スティックが刺さっている穴があるので、そのスティックを抜いて先端に付着したオイルを一度拭き取ります。再び穴にスティックを刺し、抜き出して先端に付着したオイルの色、粘度をチェック。スティックにある定量線のところまで付着していて、オリーブオイルのような色でサラリとしていれば問題ないので、拭き取ってスティックを戻します。

 もし量が足りなかったり真っ黒になっていたり、ネバネバとしていたら、なるべく早くオイル交換を。ガソリンスタンドやカー用品店などでも短時間でやってくれますよ。

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