実用性や将来性をアピールできるモデルも存在
3)スズキ・クロスビー
そしてもう1台、SUVから選ぶなら、思いっきり可愛げのある女性だなと印象づけてくれる、スズキ・クロスビー。軽自動車で大人気のハスラーももちろんいいのですが、それだと若い女性のユーザーが多いので埋もれてしまいがち。婚活中であれば、ハスラーのような遊び心やキュートさを持ちつつ、5ドア・5人乗りで実用性と将来性をしっかりアピールしたいところです。
実際に、クロスビーはコンパクトSUVでは珍しく後席がスライドするので、ゆったり座りたいときや車内で休憩したいときには後席をいちばん後ろまで下げ、リラックス空間として使えたり、荷物がたくさんあるときには後席をいちばん前にしてたっぷりのスペースを作れたりと、フレキシブルに使えるところが優秀です。「可愛いだけかと思ったら、意外としっかりしてるんだな」というギャップ萌えで男性の心を刺激しちゃいましょう。
4)MINI 5ドア
さてここで、輸入車から選ぶとすれば、まずオススメするのはMINI 5ドア。というのは、男性には少なからずメルセデス・ベンツ派、BMW派、アウディ派といった派閥があるもので、もし気になる女性が自分の嫌いなブランドのクルマに乗っていたら、それだけでちょっと引いてしまうことも考えられます。なのでできればドイツ車は避けたいところ。でも、イタリア車、フランス車ではちょっと「マニアック」と思われてしまいがちなのが玉にキズ。そこへいくと、MINIというのは元々イギリス車というルーツを持つドイツ車ながら、そうした派閥に属することなく、誰からも嫌われにくいという良さがあるのです。
そしてMINIの定番は3ドアですが、婚活中ならできれば5ドアをチョイス。3ドアよりも落ち着いた印象になり、いざという時にゲストをゆったりと迎えられる後席があるMINIをわざわざ選ぶ女性ということで、自立しながらも他人を思いやる心を忘れない、優しい人なんだなと伝わります。また、価格的にも輸入車としては手頃な部類になりますから、男性としては「俺より収入が高いかも?」という不安が少なくなるのもいいところですね。
5)フィアット500
では最後にもう1台、輸入車からはフィアット500。先ほど、イタリア車はマニアックな印象を持たれがちだと言いましたが、この500だけは別物です。男女問わず誰もが知っているルパン三世の愛車として、あまりにも有名なクルマであり、イタリア車の枠を超えて認識されている1台。あのキュートなルックスは女性とのマッチングも最高です。500は3ドアですが、4人乗りで後席も男性がちゃんと座れるくらいのスペースが確保されていますので、初めてドアを開ける人なら「意外と広いな」と思うはず。気になる男性と一緒に乗っても窮屈になることはまったくありません。
そして、やはり初めて乗る男性は、独特のトランスミッションの操作感とか、弾むような乗り心地にビックリするかも。正直、最初はお世辞にも快適とは言えない乗り味なのですが、不思議と楽しくなってくるのが500の魔法です。男性からすれば「これを許してくれる、楽しいと思ってくれる女性だったら、俺が完璧でなくても大丈夫かも」と安心するのではないでしょうか。女性の寛大さ、包容力の大きさに惹かれる男性も多いので、そんなアピールにもなるかもしれません。
というわけで、もうお分かりかと思いますが、婚活中の女性が乗るべきクルマとは、すべて「今の自分に合うクルマ」ではなく、「結婚したあとの自分と相手の双方にとってメリットのあるクルマ」という要素が不可欠です。婚活をするということは、自分以外の誰かを受け入れる準備をするということ。「私はあなたのために、こんなことができますよ」と伝えられるような、感じ取ってもらえるようなクルマ選びが理想だと思います。ぜひそんなクルマを相棒にして、ベストパートナーと結ばれてくださいね。