汚れの量に限らず洗車キズを防ぐことができる!
洗車をするときはカーシャンプーを使う。これは基本中の基本とされていた。しかし、最近は塗装自体もよくなっているし、コーティングが普及していることもあって、ボディがひどく汚れることは少なくなってきている。昔なら、放置しておくと雨染みや水アカ、ホコリなどが大量に付いて非常にみっともない状態になったりしたものだ。
そこまで汚れていればシャンプーが必要なことはわかるが、うっすらと汚れているぐらいなら、シャンプーは必要ないのではと思うこともある。もちろんかけているコーティングがカーシャンプーを使わなくてもいいことを売りとしているなら必要はない。
しかし実際のところ、カーシャンブーを使うかどうかとなると、汚れの量に限らず使ったほうがいい。シャンプーは洗剤として汚れを落とすだけでなく、もうひとつの大きな役割がある。それはキズの防止だ。
女性用の洗顔フォームでも提唱されているのを見かけるが、泡をたっぷりと立てることで、クッションになってダメージを抑えてくれる。クルマの場合は、スポンジと塗装の間に泡が入ることでダイレクトに当たるのを防ぎ、キズがつくのを防ぐ。スポンジ程度でキズが付くのかと思うかもしれないが、塗装は非常にデリケートであるため厳密に言うと付いてしまうのだ。