添加物を使わない絶品スイーツはクルマ好きに愛される逸品
まず、河野禎和さんの長男である良太さんと、次男の陽介さんが担うケーキ部門。店頭に並ぶのはいずれも素材の味を生かしたスイーツで、甘さを控えていることから甘いものが得意ではない人でも食べられると人気。なかでも、「岡垣シュー」(220円)と「オレ・プリン」(290円)は同店イチオシで、数多くの人がリピートするほどファンが多いそう。
一方、禎和さんの奥さまである美穂子さんと陽介さんの奥さま、亮子さんが担う雑貨部門も、磁器や美濃焼の食器、財布などの革製品までさまざまなアイテムを取り揃える。
いずれも独自のルートで仕入れた珍しい一品だが、もっとも人気を集めている商品がオリジナルの“おむつケーキ”。出産祝いなどで喜ばれるそうで、リクエストに合わせてアレンジできることがポイントだろう。
残念ながらケーキ部門は添加物の不使用で賞味期限が短く、雑貨部門で取り扱うアイテムも“手にとって見ながら選んでもらいたい”という理由から、ニュルブルクリンクでは通信販売は行っていないとのこと。前述のとおり、クルマ関連のイベントのほか、岡垣町のスーパーやショッピングモールで禎和さんと、美穂子さんの兄である福徳 洋さんが移動販売カーでシュークリームやプリンの販売を手掛けているが、基本的にニュルブルクリンクの商品は対面販売スタイルとなっている。そのため、まさに同店の商品はファンにとって聖地巡礼記念のギフトになっているのである。
このように福岡のニュルブルクリンクはちょっとユニークな雑貨&ケーキのお店だが、家族全員がクルマ好きという河野ファミリーの愛車も、じつにユニークだった。禎和さんがND型マツダ・ロードスター、次男・陽介さんがNB型マツダ・ロードスター、福徳さんがNC型マツダ・ロードスター、そして長男・良太さんがアバルト124スパイダーを所有するなど全員が2シーターのオープンスポーツを愛用。
「いろいろなクルマを乗りましたが、オープン2シーターに行き着きました。家族で出かけるときは4台で動いています」と禎和さんは笑う。
ちなみに店名の由来になっているドイツのニュルブルクリンクについて、禎和さんによれば「じつは家族全員を含めて現地に行ったことはないんです。いつかは行ってみたいですね」とのこと。
緊急事態宣言中は自粛していたイートインコーナーも6月に復活する予定。6月下旬には県を跨いだ移動もOKとなる予定だけに、ドライブを兼ねて福岡県の聖地、ニュルに行ってみてはいかがだろうか?
【店舗概要】
店名 ニュルブルクリンク(Nurbrugring)
住所 福岡県遠賀郡岡垣町百合ヶ丘1-1-5
電話 093-283-3982
web https://r.goope.jp/okagaki-nur
営業時間 9:00〜19:00
定休日 月曜日