積み下ろしに便利な機能や広い室内空間をもつモデルも存在!
天井が高くて広い室内に、乗り降りラクラクの両側スライドドア。3列シートでシートアレンジも自由自在のミニバンは、やっぱり子育てファミリーにとって、これ以上ない便利さですね。
ただし、広くてスライドドアがあれば、どれを買っても同じだろうと思うのは、ちょっと待った! 子どもが小さなうちからミニバンを購入するのなら、それ相応の使い勝手の良さが備わっているものを選ばなければ、余計にストレスのもとになってしまうかもしれません。今回は、子育てファミリーの「これが欲しかった」がしっかりそろう、本当に選ぶべきミニバンをご紹介します。
1)日産セレナ
まず、小さな子どもがいるうちは、乗り降りやチャイルドシートのお世話が断然ラクになるスライドドアはマストとして、もうひとつ、荷物の積み下ろしの便利さが欠かせないポイントです。それを劇的に使いやすくしてくれたのが、日産セレナ。セレナはトヨタ・ノア/ヴォクシーやホンダ・ステップワゴンといった、実力派がしのぎを削るミドルクラスのミニバンですが、リヤゲートが上下二分割で開閉できるのが、ほかのミニバンとは違うところです。
小さな子どもを抱っこしたまま、買い物の荷物を積み下ろししなければならないことが多い子育て時期に、いちいち大きく重いリヤゲートを全開にして荷物を積み下ろしするのは、ものすごく大変。それがセレナでは、ゲートの上半分だけでも開閉できるので、腰をかがめず立ったまま、軽い操作で出し入れ可能。立体駐車場のような狭い場所でも手軽に開閉できるこの便利さは、きっと「あって良かった」と思うはずです。
2)ホンダ・フリード
次に、いくら広い室内が便利とはいっても、広ければ広いほど車体も大きくなるわけで、やっぱり街中での取り回しには気を使うことになってしまいます。小さな子どもを乗せて走ると、ひとりで乗っているのとはまた違ったところで気を使うことになり、運転にも緊張感が増してしまうもの。そこで、狭い場所での取り回しの良さにこだわり、5ナンバー枠に収まるボディサイズを維持しながら、最大限に広い室内と荷室を実現したホンダ・フリードも子育てミニバンの大本命です。
3列シートの6人乗りなら2列目シートがセパレートでゆったり座れるし、ウォークスルーもできて車内の移動もラク。7人乗りの3列目シートも、大人の男性がなんとかリラックスできるスペースがあります。運転が苦手な人が必要に迫られてミニバンを購入する際にも、もっともオススメなのがフリードです。