WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

これじゃマウントの取りようもない! 最近日本車から「グレード名」のエンブレムが消えたワケ (2/2ページ)

これじゃマウントの取りようもない! 最近日本車から「グレード名」のエンブレムが消えたワケ

特別なグレードや仕様を表すものには使用されているが……

 一昔前のクルマであれば、当たり前のように装着されていたグレードを示すエンブレム。予算の関係でお目当てのグレードに手が届かず、エンブレムチューンをしていた思い出がある人も多いのではないだろうか?

 とくに1980年~90年代前半ごろの国産車はグレードだけでなく排気量や装備(DOHCやターボ、LSDに4WDなど)をアピールするエンブレム(もしくはステッカー)が多く採用され、非常ににぎやかな状態となっていた。

 しかし、気づくとそういったグレードや装備を示すエンブレムやステッカーはすっかり姿を消しつつあるのにお気付きだろうか? 今ではクラウンのように古くからのユーザーがいる車種や、ハイブリッドであることを示すもの、スカイライン「400R」や、スイフト「Sports」といったスポーツグレード、あとはトヨタの「GR」や日産の「NISMO」や「AUTECH」など、スペシャルなモデルのみといったところだ。

 つまり、特別なグレードや仕様を表すものには未だにエンブレムが用意される一方で、何なるグレードを示すものは省略される傾向となりつつある。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了