吸盤式のお守りを外しETCカードの変形にも注意!  長期間動かさないクルマに置きっぱなしが危険なものとは (2/2ページ)

ETCのカードは入れっぱなしによって使えなくなることも!

 ETCのカードも入れっぱなしにしておくと、車内温度の影響でカードが変形したりICチップが壊れて使えなくなることがあるので忘れずに抜いておく。

 また防犯上の面でも、ETCカードや現金(小銭)、クレジットカードその他の金品、ゴルフバッグなどを含めた高価なものは車内に置いておかないのは鉄則だ。

 その他、樹脂類、ゴム類のオモチャや製品は、熱で変形したり、硬化したりするので、車外で保管。

 ガラスに張る吸盤なども、レンズのような効果で光を集めて、火災の原因になることもあるので外しておく。

 ウェットティッシュやシートタイプのガラスクリーナーも、車内に長期間置いておくとかピカピになるだけだし、ティッシュペーパーやその箱も、カサカサになったり、硬化する場合がある。

 除湿剤などは入れておいてもいいかもしれないが、芳香剤などは出しておいた方が安心かもしれない。

 大きなものでは、バッテリーも自然放電するので、マイナスの端子を外しておいたり、バッテリーそのものを降ろしてしまうのもひとつの手。

 反対に入れておいた方がいいのは、タイヤの空気。指定空気圧よりも高めに入れておくことで、タイヤの変形を防ぎ、エンジンオイルはできるだけフレッシュなものを規定量、ガソリンも満タン状態で保管した方がいい。

 ただクルマの場合、動かさないでいることが、一番機械を傷める原因になるので、できるだけ定期的に動かして、運動不足にならないように気を配ろう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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