リヤのフレキシブルドロースティフナーは国内向けのスバル車には初採用となる。車体に加わる力の伝達をスムースにするとともに、リヤタイヤの接地性を高めることで、クルマとの一体感を味わうことができる。また路面からの入力をいなすことで乗り心地の向上にも寄与。またフレキシブルタワーバーにはSTI Sport #における性能のバランスを取るためのチューニングを行い、ブラケットの形状を変更している。
静粛性についても、吸音材・制振材を追加することで、より快適な室内空間を実現。ロードノイズはWRX S4 STI Sportと比べて約0.5dB低減、車内での会話のしやすさも向上している。
価格はWRX S4 STI Sportの416万9000円から57万2000円アップの474万1000円(税込)。内容を考えるとお買い得に思える。注文は本日5月26日(火)から2020年10月22日(木)までだが、500台に達した時点で終了となる。
昨年末にWRX STIが名機「EJ20」エンジンとともにが生産終了となった。新型の登場はまだ先になると予想される。今スバルの走りの最先端を堪能したいという人にとって、この「WRX S4 STI Sport #」という選択肢は大いにアリだろう。STIのコンプリートカーは即完売となることも多いため、気になる人は早めの決断を!