ドライバーがイライラしやすいのは先進国に多い!
クルマの運転中、ドライバーがもっともイライラするのは渋滞中ではないだろうか。カーナビが発達して、これから先の道路交通情報がしっかり分かったとしても、到着時間がいつもより遅れることで、当然イライラする。
こうした状況はアメリカ、欧州、日本など、いわゆる先進国では同じようなもの。皆さん、イライラしている。
一方で、東南アジアや南米などでは、”渋滞は日常生活の一部”として捉えて、イライラしてもしょうがないという雰囲気だ。
こうした国は2000年代に入り、経済発展が一気に進み新興国と呼ばれるようになった。中間層の所得が増えたことで自動車販売台数が一気に伸びたにもかかわらず、道路などインフラ整備が追い付かず慢性的な渋滞に。都市部周辺の郊外から都心への通勤に、片道2時間から3時間なんてこともある。ここまでいくと、もうイライラを通り越して、諦めムードになってしまう。