店内で商品を吟味する必要がないのもメリット!
4)八百屋
全国21拠点(5月24日現在)で「ドライブスルー八百屋」を展開するフードサプライは、業務用青果卸のデリカフーズホールディングスと事業協業し、予約した商品をクルマから降りずに引き取れるサービスを始めた。北海道から東京都や千葉県、神奈川県、大阪府、福岡県などで幅広く展開している。
ほかにも、和歌山市では青果仲卸業者がドライブスルーで新鮮野菜の詰め合わせ(15種類)を販売。1箱3000円だが、用意した80箱が完売したという盛況ぶりだったそうだ。
5)イオン
大手スーパー イオンでも、インターネットで注文、カードで支払いを済ませ、自分の都合のいい時間に店舗に出かけ、クルマに乗ったまま商品を受け取るサービスを実施している。このドライブ方式を導入している新潟市のイオン新潟西とイオン長岡では、到着から受け取りまで3~4分、人やモノとの接触がないまま買い物を終了することができる。
6)肉屋
愛知県の精肉店でも、コロナウイルスで需要が落ち込んでいる生産者を応援するために、ドライブスルーで冷凍肉を販売するサービスをはじめた。
7)くら寿司
くら寿司でも、5月15日から全国の10店舗でドライブスルー販売を開始した。注文と決済はアプリ上で行い、メニューや受け取り時間、取りに行く車両のナンバーとボディカラーを入力し、受け取り時間になったらお店の駐車場にある指定スペースにクルマを止める。
そこでアプリの予約確認ページから呼び出しボタンを押すと、スタッフがお寿司を持って来てくれるというスタイルだ。
8)仏壇
極めつけは、仏壇のドライブスルー。神奈川県にある仏具店では、仏壇や墓石のドライブスルーサービスがあるという。もちろん業界初で、ドライブスルー自体は24時間365日営業。実際はクルマに乗ったまま、約50台の仏壇を選ぶことができる。
お店の1階がドライブスルーで、2階3階が展示場&店舗になっている。クルマに乗ったままお持ち帰りというわけにはいかないようだが、画期的だ。