昔は乗用車にも積載されていた!
その昔は乗用車にも、車載工具のひとつとして積まれていた車止め。駐車するときにタイヤの前後に入れることで(傾斜に合わせる)、動き出さないようにしていた。
MT車が多かった時代は、坂に止めるときに1速やバックに入れ忘れて動き出すことは、それほど多くはなかったものの、珍しくもなかった。今やAT全盛でPレンジに入れておけばミッション内で車両自体の動きを止めることができるし、サイドブレーキ自体の利きも昔より飛躍的によくなっているので、動き出すことはほぼないと言っていい。
しかしトラックは今でも車止めを使っているを見かけるが、それはなぜだろうか? 車両の進化という点では乗用車と同じだと思うのだが……。