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骨折やタイヤバーストも! 安易なDIYは危険なクルマのカスタム5つ (2/2ページ)

骨折やタイヤバーストも! 安易なDIYは危険なクルマのカスタム5つ

仕組みをしっかり理解していないと失敗のリスクが大きい

 プロがいるということは、その作業内容は素人とはもちろんレベルが違い、お金を払うだけの価値がある。もちろん自分でできることもあるし、器用だったり、知識や道具が揃っていれば素人でも可能なのも事実だが……。

 ネットが発達したこともあり、プロはもちろん”できる素人”を見て、自分もできると思ってしまうケースが増えている。理解していないのにやるのは危険だし、とくに質が悪いのは、表面上はうまくいっているように見える間違いを参考にしてしまうこと。これが最近とても多いように思える。やたらと自己責任と書いてあるが、なにか起こって取り返しがつかなくなったところで、自己責任と言われてもどうしようもないことも多い。そこで今回は、今まで見てきたなかで「形だけ真似して失敗した」という例を紹介しよう。

1)ホイール

 プロでもベストマッチはすぐに判断しにくいのがタイヤも含めたホイールまわりの寸法。フェンダーに当たりすぎてバースト、さらにツライチを目指して、スペーサーの入れ過ぎでナットのかかりが浅くなり脱輪というケースもある。

2)ブレーキ

 ブレーキは素人はやってはダメという人もいるが、本来は自分で交換してもよく、他人からお金を取ってやるのがダメというだけだ。とはいえ、理解していないでチューニングパッドに交換すると、鳴きが出たり、油の付いた手でパッドやローターの表面を触ってしまい、効かなくなることも。またエア抜きの失敗も多い。仕組みは単純とはいえ、構造を理解していない人がやるのは避けたほうがいい。

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