プラモデル感覚でチューニングを楽しむことができるモデルも存在
3)フィアット500
2007年に登場し、いまだに現行モデルとしてフィアットの屋台骨を支える500。趣味性の高さで言えばアバルト500に軍配が上がるだろうが、手ごろな価格で楽しめるという点では素の500も負けていないと言えるだろう。とくに初期のものであれば総額50万円以下から見つけることができるため、輸入車の入門車としてもオススメできる1台だ。
往年のミニを思わせるアフターパーツの多さと、専門店の多さは趣味車を維持する上では心強いもの。セミATであるデュアロジックにややクセがあるものの、そこも専門店との二人三脚で乗り越えられればより愛着も増えるというものだ。
4)ダイハツ・ミラバン/スズキ・アルトバン
街中で見かけるのは営業車か年配のアシ、というイメージの強い軽ボンネットバンであるミラバン&アルトバン。しかし、少し手を加えることでホットハッチに化けることをご存知だろうか?
軽のホットハッチと言えばアルトワークスに代表されるように、ターボエンジンを搭載したモデルが真っ先に脳裏に浮かぶかもしれないが、バンならではの軽量さと安さを活かし、NAのままチューニングをしたり、ときにはターボエンジンに載せ替えたりと、プラモデル感覚でチューニングを楽しむことができるのが一番の魅力。地域によっては軽自動車オンリーの耐久レースを実施しているサーキットもあり、そういったところに参戦するベースとしてもオススメできるのが軽ボンネットバンなのである。