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止むを得ず複数人でクルマ移動する際に実施すべきコロナ対策とは (2/2ページ)

止むを得ず複数人でクルマ移動する際に実施すべきコロナ対策とは

この記事をまとめると

■大きいクルマだとしてもクルマの車内は建物の部屋よりは狭い

■複数人で乗ればコロナ禍なのに密になってしまう

■感染を防ぐためにできる対策を紹介する


クルマの複数人での同乗はプチクラスターが発生しかねない

 3密を避けるというのは、すでに誰もが知っていることだろうし、実践しているだろう。不要不急での外出はそもそもダメだが、クルマでの移動も密集を避けるという意味では大いに効果がある。ただ複数人数で乗ると、プチクラスターが発生しかねない。今回は1台のクルマで多人数移動する際の予防ポイントを整理した。

 つねに一緒にいる家族はすでに感染リスクを共有としているので別として、友人や会社の同僚などと同乗する際は「まさか目の前にいる人間が感染しているはずはないし、疑うのは失礼」、「この場に限ってそんなことはない」と思いがち。今や「自分も含めてかかっているかもしれない」という意識で行動するのが基本だけに、そのような意識は捨てるべきだ。「かかってなかったら、それでよし」と思うようにしよう。

 それを踏まえて、まずは乗る前の準備。マスクはコロナウイルスの大きさと繊維の目のサイズからして、感染防止には効果が薄いとされるが、感染者に関しては、飛沫の拡散防止に効果がある。そのため全員マスク着用は必須。ただ、唾液にウイルスが含まれている場合、マスクの目に引っかかるため効果があるとされているが、乾いてくると呼吸によって飛散する可能性もある。マスク不足が続いているので難しいだろうが、本来は1時間毎につけ替えるのが基本で、その際も静かに (振ったりするとウイルスが飛び散るので)、ビニール袋に入れて捨てるようにする。また替えのマスクがない場合は、消毒液を噴霧してもいい(こちらも品薄ではあるが)。

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