走りや使い勝手に死角なし! マルチパフォーマンス軽だ
3つ目の魅力がゆとりある室内空間と使い勝手の高さ。とくに後席の足元スペースの広さは特筆でリヤシートのスライドを最後端にすると170cmの筆者が足を延ばしても前席のシートバックに足が届かないほど。室内高の高さやフラットフロアは子供だけでなくお年寄りにも嬉しい。ちなみにリヤのシートスライド長はクラストップで、子育て世代には子供の成長に合わせて室内スペースをフレキシブルに活用できるはずだ。
デザインについても触れておきたい。軽スーパーハイトワゴンはパッケージ優先の弊害でデザイン代が少なく、結果的にどれも似たりよったりのデザインになりがちだが、ルークスは一目で日産ファミリーであることを感じさせるデザインで、世代を問わず似合う品の良さを持つ。インテリアも同様で、下手なコンパクトカー顔負けの質感の高さが魅力だと感じた。
ルークスはクルマとして「いいね!」と言える一台。個人的にはオールマイティな性能から「マルチパフォーマンス軽」と呼びたい。
ゆとりMAXの理由その3 ゆとりある快適な室内空間
ハンズフリーオートスライドドア 両手が塞がっていても開閉が可能
両手が塞がっていても、キーを持っていれば片足をBピラー下あたりに振り入れるだけでスライドドアの開閉が可能。荷物や子供を抱っこしている際に便利だ。
ラゲッジ 大人4人分の荷物を積み込める
スーツケース(写真のタイプは48リットル)やベビーカーが楽々収納できるラゲッジスペース。また床下にはラゲッジアンダースペースを備える。家族4人分の旅行も楽々。
シート ニールームはクラストップの広さ
注目はリヤシートで、膝まわり空間が広く、足を余裕で組める広さ。また後席の室内高は139cmで子供が着替えることもできる高さ。また足元に突起物などないのもポイントといえる。
CHECK POINT
クラストップの後席ロングスライド
リヤシートは320mmも前後にスライドさせることが可能。最前にすれば後席のお子さまのケアができるだけでなく、荷室も広がるのでとても便利である。