「運転のしやすさはピカイチ」と山本氏も太鼓判を押す
ふたつ目の魅力が走行性能だ。コンパクトなボディサイズに加えて最小回転半径4.8m(NA車は4.4m)という取りまわしの良さに加えて、広い視界と車体の傾きが解りやすい水平基調のインパネ、ミニバン並みのアイポイントかつボンネットが良く見えるシートポジションなど、クルマの回りを把握しやすい運転環境だ。
加えて全面刷新されたパワートレイン/プラットフォームによる走りも魅力である。一般的に背高の軽スーパーハイトワゴンは、コーナリング時にグラッと傾く挙動が不安を覚えるが、ルークスはロールスピードを上手にコントロールした走りで不安要素は非常に少ない。また、ボディ形状から不利なはずの直進安定性の高さにも驚き。乗り心地は軽スーパーハイトワゴンの多くはロールオーバーを危惧して硬めのセットが多いが、ルークスはしなやかな足さばきとしっとりした乗り味だ。
パワートレインはデイズから採用の新開発エンジン+ルークス専用チューニングのCVT制御により車重を感じさせない動力性能だ。一般道のゼロ発進時や高速道路の合流ではターボモデルなら余力が残るほど。CVTのフィーリングの良さに加えて加速時や高速巡航時のエンジン音/ロードノイズは抑えられており、静粛性の高さも軽自動車とは思えない性能である。
ゆとりMAXの理由その2 安心感たっぷりでゆとりある走り
インテリア ルーミーな視界を確保
ドアトリムの形状を工夫することで前席に座る人の肘まわり空間を確保。またタッチパネルのエアコンスイッチなどを備え高級感たっぷりだ。
パワートレイン ルークス専用チューニングのCVTを採用
現行デイズから採用された新開発直3ターボエンジンにCVTを組み合わせる。エンジンマウントが改良され振動が抑えられていることもポイント。減速時の運動エネルギーを回収するスマートシンプルハイブリッドも装備する。
高剛性ボディを採用
走りにとって肝要な高剛性と相手車両への加害性低減を両立したコンパティビリティゾーンボディを採用。歩行者と衝突した際、衝撃を吸収することも考慮する。高剛性スタビライザーの採用やショックアブソーバーを大型化することにより荒れた路面でも快適な乗り味を実現。ルーミーな視界も運転しやすく、ママにも優しいポイントだ。