買いっぱなしの人多数! 買い替えなくても使えるナビの「更新」事情 (2/2ページ)

サイト経由で購入すると割引になるメーカーも!

 安いポータブルカーナビは更新が不可能なものもあるが、基本的にほとんどのナビで更新が可能だ。以前であればマップデータとしてCDやDVDを購入していたが、現在は内部の記録媒体自体が取り外せないため、ダウンロードしたデータをSDカードやUSBメモリーに入れる更新がメイン。通信環境がない人のために、SDカードなどに入れた地図データ更新キットを店舗での取り寄せや通販で購入することも可能なことが多い。つまり更新方法は大きくわけて2つとなるわけだ。

 上記の方法は半年や1年毎のシステム更新も含む、地図データ更新の全データ更新の方法で、道路が開通したところだけ差分更新を行なう際は、カーナビ自体に通信機能が付いていれば、直接通信を行なって更新される。

 費用については、メーカーや機種グレードによって異なるが、たとえば最初の1年〜3年は無料で、その後、有料となる場合と、最初から有料の場合がある。地図のデータを作るには膨大なコストがかかるだけに永遠に無料というのは無理だし、ダウンロードでの価格を見ても1年から2年分で1万5000円から2万円ぐらいと結構かかる。

 ただ、公式サイトでなくても、アマゾンやマップファンのサイト経由で購入すると割引になるメーカーも多く、うまく利用すればそれほどの負担にはならないだろう。そもそも最近は道路の新規開通も多く、載っていない地図を我慢して使うのはストレスがかかる。少々費用がかかるとしても、常にフレッシュな地図データを使用したほうが気分もいいし、効率のいいルート選択という点でもメリットはある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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