キープコンセプトがゆえに古さを感じないポルシェ
2)ポルシェ・カイエン(初代)
流行りのSUVでしかもポルシェ、もはや金持ちしか許されないクルマのチョイスと言えるが、初代カイエンであれば100万円もあれば余裕でおつりがくるレベルとなっている。初代モデルは2002年から2006年までと、やはり15年近く前のモデルとなっているが、カイエン自体がフルモデルチェンジをしてもキープコンセプトのデザインだったため、そこまで興味のない人であれば違いに気づくことはないだろう。
安い個体のなかには怪しいエアロパーツや謎のギラギラしたアルミホイールを装着したものもあるが、できればそういったものは避け、ノーマルに近いものを選びたい。なぜなら普通の金持ちはそんなヘンテコカスタムはしないからだ。
3)シボレー・クルーズ
輸入車=金持ち、という固定概念がある人にとってはアメ車も富の象徴となることだろう。そこでオススメしたいのが、シボレー・クルーズだ。フロントに輝くボウタイマークと、コルベットを彷彿とさせるテールランプを見れば、きっとお金持ちだと錯覚してくれるに違いない。たとえそれがひとケタ万円で売られていたとしても。
説明するまでもないが、ベースは初代スイフト。ただし車体デザインはゼネラルモーターズが担当しており、車検証上の車名も「シボレー」となるので、誰が何と言おうとアメ車なのである。ただし、リヤに「スズキアリーナ○○店」というディーラーステッカーが貼られていたときは秒で剥がすことをオススメしたい。