アクセルの踏み間違い事故を予防! 後付けでも補助金2万円の対象となる安全装備とは (1/2ページ)

データシステムが後付けできる安全装置を発売

 東京・東池袋で高齢ドライバーが起こした事故から1年。アクセルの誤操作が原因と言われ、新型車には衝突被害軽減ブレーキを標準装備するクルマが増え、古いクルマにも後付け装着できるアクセルペダルの踏み間違いによる急発進抑制装置が登場している。そのような後付け装置のなかで、サポカー補助制度(2万円を補助)の対象となるのがデータシステムの「アクセル見守り隊 SAG297」とオートバックス専売モデルの「ペダルの見張り番II AWD-01」だ。

 2019年4月19日に東京都・池袋で高齢ドライバーが運転するクルマが暴走し、クルマを運転していた高齢ドライバーは「アクセルが戻らなくなった」と証言していたが、実際にはアクセルとブレーキのペダルの踏み間違えと報道されている。もし、メーカー純正の「安全運転支援システム」が装着されていたら、このような事故は起きなかったかもしれない。しかし、事故を起こしたクルマには残念ながら安全運転支援システムは装着されていない古い車種だった(写真はイメージ)。

 このようなメーカー純正の安全運転支援システムが装着されていないクルマを所有する高齢ドライバーのために、国によるサポカー補助金制度が3月9日から開始された。国土交通省から認可を受けた後付けの「ペダル踏み間違え急発進抑制装置」も制度の対象で、65歳以上のドライバーが購入する際の費用のうち2万円が補助される。また、自治体によっては国からの補助金と併用できるサポート制度を行っているケースもある。ちなみに、補助金を受けるためには、認定取扱事業者での取り付けが義務付けられている。


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