同様のコンセプトがないモデルや現代の概念に合ったモデルも!
毎年多くの新型車が登場する一方で、残念ながら生産を終了してしまうモデルもある。生産を終了する理由はさまざまだが、なかには惜しまれつつ姿を消していったモデルや時代の流れを先取りしすぎて当時は理解されなかったモデルが存在する。
そこで今回は、現代に復活すれば話題の中心になるであろう名車を独断と偏見でピックアップしてみた。現実的には復活不可能なものもあるかと思うが、そこはあえて考えずに選んでいるのでご了承いただきたい。
1)日産シルビア
S14型を除きコンパクトな5ナンバーサイズのボディに、2リッターターボエンジンを搭載したFRレイアウトという、今ではほとんど見られなくなったパッケージングを持っていたシルビア。今でもドリフト競技ではメイン車種となっており、中古車の価格も上昇の一途を辿っている。
過去にも何度となく復活の噂が出てきては消えているシルビアだが、同様のコンセプトの車種が皆無な現代に復活すれば、多くのユーザーを虜にすることは間違いないだろう。
2)トヨタ・プログレ
高級車=大きなボディという常識を打破すべく、ほぼ5ナンバーサイズのボディにセルシオ並みの高級装備を詰め込んだプログレ。当時はそのコンセプトは一部のユーザーにしか受け入れられず、1代限りとなってしまった。
しかし、現代ではコンパクトカーを凌ぐ価格帯の軽自動車が売れているように、車格よりも自分にあったサイズ感のクルマを求めるようになっており、今ならば“小さな高級車”という概念に賛同するユーザーも多いのではないだろうか。