消えたのがもったいなさすぎる農道のポルシェ
3)スバル・サンバー
軽の商用バン&トラックとしては唯一無二の4輪独立式サスペンション、4気筒エンジン、RRレイアウトを守り続けてきたサンバー。その独自のレイアウトから生み出される走行性能は「農道のポルシェ」と言われるほど愛される存在となっていた。
残念ながらスバルの軽自動車撤退により、現在はダイハツ・ハイゼットのOEM車となってしまっている。だが生産終了前に駆け込み需要があったことからも、惜しまれつつの生産終了だったことは言うまでもない。
4)マツダRX-7(RX-8?)
2012年にRX-7の後継モデルであるRX-8が生産を終了して以来、すでに8年の時が流れているが、未だにマツダのアイデンティティとして多くのユーザーに愛され続けているロータリーエンジン。マツダも過去に何度かロータリーエンジン搭載を示唆したコンセプトカーを公開しているが、市販化には至っていない。
現在のマツダの魂動デザインは評価も高いため、ぜひロータリーエンジンを搭載した流麗なクーペの誕生を期待したいところ。もちろん、もうひとつのイメージリーダーであるロードスターのように走る楽しさにも妥協のないモデルとなっていれば、日本のみならず世界から引く手あまたとなるのではないだろうか。