【Seat】カラーコーディネイトでオシャレ感満点
ハスラーのインテリア設計では、空間の拡大とパッケージング変更に合わせ、運転席のドライビングポジションの最適化を実現している。ペダルの最適配置によって操作性が向上したほか、チルトステアリング、240mmのシートスライド機構、さらにはシートリフターを採用。これによりドライビングポジションの設定自由度が高まり、ドライバーの体格の違いにも対応できるようになった。頭上空間や左右乗員間距離が拡大されているため、より快適なドライビング空間となっている。
シートはフルファブリック素材で、テーマカラーに応じて前席サイドにアクセントカラーが入る3タイプが設定される。後席はリクライニング&スライド機構付きで、多彩なシートアレンジを可能とした。
後席にはリクライニング機構のほか、シートスライド機構を採用しているため足もとの空間は広い。チャイルドシート用アンカー&テザーも装備する。
シート表皮の素材は、全グレード共通でブラックのフルファブリックとなる。前席・後席ともに同じ素材だ。運転席にはシートリフターも備えて実用性を高めている。
前席のシートにはテーマカラーに応じたアクセントが配される(後席は全車ブラック)。バーミリオンオレンジ、デニムブルー、グレーイッシュホワイトの3色を設定。
後席はリクライニング&スライド機構に加え、リヤガラスが後方に配置されるため、足もとだけでなく頭上空間にもゆとりがある。スライド&リクライニングを可能とするなど、後席乗員の快適性が向上している。
シューズやジャケットなど、ちょっとしたものを置くのに便利な助手席シートアンダーボックス。着脱可能な樹脂製トレーは取り外して水洗いすることも可能だ。
X系の助手席シートバックにはパーソナルテーブルが装備されている。ドリンクホルダーのほか、ショッピングフックも備わる。不要時は折りたたんでおける。
後席乗り込み口のステップ高が下げられ、乗り降りがしやすくなった。ドアは第一段階のノッチまで約55cmで、その後無段階となるため、ドアを押さえたままでの乗り降りがしやすい。
インテリアのテーマカラーに応じて、前席のドアトリムにも同色のアクセントが配される。標準の3色のほか、アクセサリーではピアノブラックやシャンパンゴールドも用意される。