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マイナーブランドの快挙! シトロエン・ベルランゴが日本で大ヒットしている理由 (1/2ページ)

マイナーブランドの快挙! シトロエン・ベルランゴが日本で大ヒットしている理由

日本では同ジャンルのルノー カングーが大人気となっている

 昨年秋に台数限定で日本市場に先行導入されたシトロエンのマルチパーパスカー、ベルランゴ。オンライン予約がスタートした当日にすべての枠が埋まるという人気っぷりで、正直言って予想以上の人気と言ってもいいかもしれない。

 今回先行販売されたベルランゴは通算で3代目となるモデルであり、元々は商用車がベースとなっている(3代目ベルランゴも本国ではバン仕様が存在する)。日本車で言うならば、日産のNV200バネットのようなポジションのクルマとなるが、ここまで人気となった理由は何なのだろうか?

 輸入車のマルチパーパスカーと言えば、現在ほぼ独占的な人気を集めているのがルノー カングーだ。日本での人気は本国を凌ぐとも言われており、全国からカングーが一堂に会する「カングージャンボリー」など、オーナー同士の交流も盛んな車種である。

 しかし、現行カングーのデビューは2007年(日本導入は2009年)と古く、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備も備わっていない。カングーは商用車ベースという成り立ちを活かしたシンプルないで立ちも人気のひとつで、毎年登場する特別仕様車はあえて無塗装のバンパーを装着しているほどなのだ。

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