ひき逃げなどがあった際にナンバーを覚えやすくするため
国土交通省によると、当時、交通事故の急増が社会問題となっていて、警視庁からナンバープレートを見やすくしてほしいという要望があったのがきっかけとのこと。
そのナンバープレートを「読みやすく、覚えやすく」というリクエストに応えるために、
・4桁表示には中間にハイフンを入れる。
・有効数字の前の「0」は「・」に置き換える。
・3桁表記にはハイフンを入れない。
ということが決められた。
要するに4つの数字が連続して並んでいるより、ハイフンで2桁ずつ区切ったほうが見やすくて、覚えやすいというのがその主な理由。
そうすることで、交通取り締まりや、ひき逃げなど交通犯罪の捜査などに役立てるのが目的だったというわけだ。
また、センターにハイフンがあることで、3桁以下のナンバーを4桁ナンバーに変造するのも厄介になり、変造防止、偽造防止になるという二次的メリットもあるといわれている。