トヨタ新型ハリアーが6月に発売! 4代目はさらなる高級感と走りの性能を追求 (2/2ページ)

ボディの高剛性化と低重心化を進めただけでなく乗り味も追求した

 新型ハリアーにはTNGAプラットフォーム(GA-K)を採用。ボディの高剛性化と低重心化を図り、乗り心地と走りの両立を目指した。TNGAによって一新した最新のダイナミックフォースエンジン(2リッターガソリン)とダイレクトシフトCVTを搭載。そして、進化し続ける2.5リッターガソリンエンジン+ハイブリッドシステム(THS II)とともにダイレクト感のある走りと優れた燃費性能を追求した。

 ハイブリッド仕様には4WDだけでなくFF車も設定し、ユーザーの選択肢が広がっている。また、前後のサスペンションジオメトリーを最適化。徹底した走り込みとチューニングを重ね、重厚感としなやかさを併せ持つ「乗り味」を追求した。

 そしてブレーキ制御によりコーナリング中のアンダーステアを抑制する、アクティブコーナリングアシストを搭載。ステアリング切り始めのレスポンスがよく、軽快な操舵感を持つ電動パワーステアリングと相まって、意のままに車両をコントロールできる心地よさを実現している。そのほかにも、吸遮音材や制振材の効果的な配置や高遮音材ガラスの採用など、徹底した振動と遮音対策によってさまざまな道路環境においても心地よいドライブが楽しめる静粛性をさらに高めている。

 また、先進装備を搭載して安全性も向上。歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を装備した。ほかにも、駐車場など低速走行時における衝突緩和、被害軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ(静止物)などの安全、安心をサポートする装備も充実している。

 ハイブリッド車にはアクセサリーコンセント(AC100V/1500W)を設定。家庭用と同じコンセントを通じて電化製品を使用できるほか、停電などの非常時には発電機として使用できる。

 T-Connect SDナビゲーションシステムは12.3インチTFTタッチワイドディスプレイを採用し、SDLなどのスマートフォン連携機能にも対応。JBLプレムアムサウンドシステム(9スピーカー)が臨場感のある音響空間を構築した。

 ボディカラーはプレシャスブラックパールをはじめ、彩度を抑えたカラーを中心に全7色を設定し、陰影の美しい変化をアピールしている。グレード構成は下記のとおり。


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