即点検のアラートも! クルマの「無視してもいい異音」と「ダメな異音」 (2/2ページ)

異音の音源を特定して早めに相談することが重要

 シャシー関係では、直線時は静かなのにコーナーに入ると「ゴー」という音が聞こえてきたり、タイヤの回転に合わせて「キュウキュウ」という音が早くなったりした場合はハブベアリングの寿命。ブレーキを踏んだ時に「キリキリキリ」「ギシギシギシ」という音が聞こえたら、ブレーキキャリパーが開いてきた可能性がある。

 また、ブレーキを踏んだ時に「キーキー」と鳴くのは、ブレーキパッドの摩耗センサー(パッドウェアインジケーター)の音で、パッドの残量不足の可能性が大。

 そのほか「ウィーン」というモーターのような音は、エアコンのコンプレッサーが焼付きかけているときの音。「ゴロゴロ」と重たい音は、どこかのベアリングが痛んでいることが考えられる。

 いずれにせよ異音は放置しておくべきではないので、まず異音の音源を特定し、早めに整備工場で相談するのが得策だ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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