高級車はクルマが安くなっていても維持費は高い!
2)もともとが高級車だった車両
新車価格が1000万円クラスだった高級車であっても、中古車では300万円程度で購入できるというケースは珍しくない。となると、ちょっと手を出してみようかな……という気持ちになるかもしれない。しかし、激安になっても高級車は高級車なのである。
どいうことかというと、乗り味や装備の面というプラス面だけではなく、壊れたときの修理代、部品代も高級車ということ。市場価格が1/3になったからといって、修理代が1/3になることはないのである。
3)相場よりも安い車両
1台1台状態の異なる中古車とはいえ、おおよその相場というものは形成されているもの。そんな一般的な相場と比べて明らかに安い個体は、何かしらの不具合や問題点を抱えている可能性が高い。
そういった点を隠して販売するところは論外だが、欲しい気持ちが勝ってそういった問題点を承知の上で購入したとしても、結果的にそれ以上の修理費がかかってしまったのでは元も子もない。結局、安さだけに目がくらむとろくなことがないというのが中古車選びなのである。