クルマは買えてもパーツが入手困難な場合も
中古車の醍醐味と言えばさまざまあるが、そのなかでも一番大きな点と言えば、やはり新車価格よりも大幅に安い価格で購入することができるという点ではないだろうか? もちろん、限定車であったり、希少価値の高いクラシックカーとなれば、新車価格を上まわる中古車価格となっているものも存在するが、大半の中古車は新車価格よりも安い価格で店頭に並んでいる。
となれば、新車では手の届かない価格だった憧れのあのクルマも、頑張れば愛車にすることも夢ではない。しかし、安いという理由だけで飛びつくと痛い目を見てしまう車両も存在している。果たしてそれはどんな車両なのだろうか?
1)生産終了後、一定年数が経過した車両
自動車は当然ながら部品の集合体であるから、走行することや経年劣化などで各部が消耗していく。そうなると補修部品が必要となるわけだが、あまりに生産終了から年数が経過していると部品が供給されないという事態も想定されるのだ。
なかにはデビューから30年が経過してから部品が再生産されるマツダ・ロードスターや日産スカイラインGT-Rのような事例もあるが、これは特殊なもので、生産終了から10年ほどが経過したモデルは何かしら欠品があると考えたほうがいいだろう。