オーディオや室内灯の使用なども注意が必要!
3)オーディオや携帯電話の音量
3つめは、オーディオや携帯電話の音を大きくしすぎないこと。ドライバーは、常にいろんな音に神経を使いながら運転しています。タイヤの音、周囲から聞こえるサイレンや踏切、自転車やバイクの音など。それらはすべて、安全運転のために必要な音です。
またマニュアル車ならば、エンジンの音を聞きながら、絶妙のタイミングでシフトチェンジをするのが上手なドライバーなので、それがどこなのかがわかりにくくなり、運転がギクシャクしてしまうかもしれません。オーディオの音量調節はドライバーに任せ、もし助手席などで携帯電話を使用して話す場合には、大声にならないように気を使いましょう。
4)転がりやすいものを床に置かない
続いて4つめは、とくに後席に座る場合に気をつけたいのが、靴を脱いで座らないようにすることです。新社会人はまだ革靴に慣れていないので、つい誰にも見られない車内だと油断して「脱いでもいいかな?」と思うかもしれませんが、万が一、急ブレーキを踏んだりして靴が転がって運転席に移動してしまい、ブレーキペダルの下に挟まってしまったりしたら、大惨事を招きかねません。
靴だけでなく、飲み終えたペットボトルなど転がりやすいものを床に置きっぱなしにするのもNGです。助手席でも、ベンチシートで運転席とフロアがつながっている場合には、同じように注意してくださいね。
5)夜間にむやみに室内灯をつける
最後の5つめは、夜間にむやみに室内灯をつけること。書類を読んだりスマホを見るために、室内灯をつけるのは自分の目には優しいかもしれません。でもドライバーにとっては、明るい室内から暗い路上を見ることはなかなか厳しく、見えにくいなか無理をして見ようとするため、目が疲れやすくなってしまいます。
また周囲のドライバーからもイヤがられる原因になりますので、もしどうしても室内灯をつけるなら最低限の短時間にしましょう。できれば事前に携帯ライトなどを持参しておき、ドライバーの目線を邪魔しない手もとや、なるべく下の方で照らすといいと思います。
というわけで、良かれと思ってやっていたことや、無意識のうちにやっていたことでも、これだけドライバーにとってはマイナスな面があるんです。これらに気をつけるだけでも、「コイツわかっているな」と好印象を持たれるかもしれませんので、ぜひ明日から実践してみてくださいね。