消滅しつつあるNAエンジンだが中古車で狙えるモデルも存在
最近では排ガス規制の問題などから高回転までブン回してパワーを絞り出す! というNAエンジンは消滅しつつあり、ダウンサイジングターボなどが主流となっている。とはいえ、NAエンジンの素直なフィーリングが捨てがたいと思っている人も多いだろう。
そこで今回は2000年代に存在した名機と呼ぶにふさわしいNAエンジンを独断と偏見でご紹介。年式的にも中古車で狙えるモデルも多いので、気になる人はぜひ中古車チェックもしていただきたい。
1)トヨタ2ZZ-GE
トヨタのNAエンジンの名機といえば4A-Gや3S-Gが挙がるところだが、搭載車両の年式を考えるとなかなかオススメしにくいところ。そこで、その2エンジンの後継エンジンとして登場した2ZZ-GEをオススメしたい。
1.8リッターの排気量から190馬力のパワーを7600回転で発生させる2ZZ-GE型エンジンは、1999年に登場した最終型セリカに搭載されてデビュー。その後はカローラフィールダーやカローラランクスなどのスポーツグレードにも搭載され、2004年には英国ロータスのエリーゼにも搭載されたと聞けば、その素性の良さをうかがい知ることができるだろう。