最新のアルミモノコックでもっとも頑丈なボディに進化
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型ディフェンダーの受注を4月9日(木)より開始すると発表した。3月末まで予約受注を受け付けていた特別仕様車「ローンチ・エディション」ならびに「スタートアップ・エディション」が好評だったことを受け、できる限り早く納車ができるようにあらかじめ仕様を決定している5種類のキュレイテッド・スペックを展開する。
新型ディフェンダーは、ランドローバーの伝統あるデザインを21世紀仕様に仕立てたモデル。ひと目でディフェンダーとわかる、初代の特徴的なデザインを受け継ぎながらも、高い走破性や最先端の装備を搭載している。
今回は90、110とふたつのボディタイプを用意。90は3ドアの5人乗り、110は5ドアの5人乗りもしくは3列目を追加した5+2の7人乗りとなる。グレード展開はスタンダード、S、SE、HSEを用意し、製造開始から1年間限定となるファーストエディションもラインアップ。
インテリアは、足もとを丈夫なラバー素材としたことで、汚れても清掃しやすいように配慮。アウトドアへ出かけても、気兼ねなく楽しむことができるのはうれしいだろう。また、ルーフの走行時積載重量は最大168kg、停車時は最大300kgとなっているので、さまざまなアクティビティの荷物を積み込めるのは頼もしい限りだ。
軽量アルミニウムのモノコック構造を取り入れた新しいアーキテクチャー「D7x」を採用し、歴代ランドローバーで最も頑丈なボディ構造が与えられている。従来のラダーフレーム構造と比較しても3倍ものねじり剛性を確保し、軽量化も実現。砂地や草地、雪道など厳しい路面でも前後輪のトルク配分を調整し、安定した走りをもたらすランドローバー伝統のフルタイム4WDを採用した。
電子制御エアサスペンション(110に標準装備、90にはオプション)は、優れた快適性と走行性能を両立。標準車高に対し、マイナス40mmからプラス145mmまで幅広い範囲で設定が可能となっており、スムースな乗り降りやオフロードでの高い走破性まで対応する。最大渡河水深は900mmとなっており、3Dサラウンドカメラとウェイドセンシングによって、水深の把握をサポートしてくれる。
搭載するパワートレインは、2リッター直4ガソリンエンジン。最高出力は300馬力(221kW)、最大トルクは400N・mを発揮し、ジャガー・ランドローバーの他モデルにおいても評価の高いエンジンだ。
先進運転支援システム(ADAS)も搭載し、エマージェンシブレーキ/レーンキープアシスト/クルーズコントロール機能が採用されている。オフロード走破能力だけでなく、オンロードにおける安全性にも抜かりはない。
新型ディフェンダーは、最新のインフォテイメントシステム「Pivi Pro」を、ほかのジャガー・ランドローバーモデルに先駆けて搭載。次世代のタッチスクリーンはより直感的に操作できるように仕立てられている。常時インターネットに接続されているため、多種多様なオンラインサービスが楽しめるほか、AIがドライバーの好みのルートを学習し、それに合わせたルート案内をすることも可能だ。
個性的に仕立てたい人には、ランドローバー史上もっとも多様なパーソナライゼーションが可能となっており、170種類の豊富なアクセサリーから、目的や好みに合わせて装備を選ぶことが可能。また、特徴的な装備や機能などを厳選した4種類のアクセサリーパックも用意している。
各モデルのメーカー希望小売価格(税込み)は下記の通り。
DEFENDER 90
<モデル名・価格>
DEFENDER 499万万円
DEFENDER S 582万円
DEFENDER SE 648万円
DEFENDER HSE 730万円
DEFENDER FIRST EDITION 739万円
DEFENDER 110
<モデル名・価格>
DEFENDER 589万円
DEFENDER S 663万円
DEFENDER SE 732万円
DEFENDER HSE 812万円
DEFENDER FIRST EDITION 820万円