廃車で4月1日をまたいでも大丈夫なよう猶予が与えられている
2)自動車税・軽自動車税の賦課
賦課とか聞き慣れない言葉だが、税金などを負担させるという意味。ご存じのように、自動車税と軽自動車税は4月1日現在の使用者が負担することになっていて、3月末ギリギリで廃車にしたり、使用停止、所有権を変更する場合など、かなり急いで手続きをしなくてはならなかった。実際、クルマを手放す際に「3月中に書類を用意して廃車にしないと税金かかってしまいますよ」と言われたことがある人もけっこういるだろう。
それが、廃車などが発生した日から15日以内に延長されていて、月末ギリギリでも4月半ばまでに手続きすればよくなった。目的としては車検も同じ、年度末の混雑を少しでも緩和することで、新型コロナウイルス罹患者の発生や拡大を抑えることとなっている。
今後も新型コロナウイルスの感染拡大の抑制だけでなく、経済の停滞による支払い猶予なども実施される可能性もある。実際に自動車税の支払い延長を検討中という自治体(自動車税は地方税)も出てきているので、ニュースなどには注目しておきたい。