タイプ930をリスペクトした仕立てにも注目
ポルシェ ジャパンは、新型ポルシェ911ターボSの予約受注を開始した。メーカー希望小売価格(税込み)は、クーペが2892万円、カブリオレが3180万円。
911シリーズのトップエンドモデルであるターボSは、3.8リッター水平対向ツインターボを搭載。先代モデルを70馬力上まわる、650馬力を発揮し、最大トルクは800N・mを誇る。ターボ専用に仕立てられた8速PDKと組み合わせることによって、0-100km/h加速はわずか2.7秒という俊足を見せる。
このドライビングダイナミクスに合わせ、ボディサイズも大幅に拡大。フロントアクスル上部は45mm拡大し1840mmに、リヤアクスル上部では20mmワイドとなり全幅は1900mmとなった。トレッド幅の拡大、エアロダイナミクスの改善、前後でサイズの異なるタイヤ構成によって、俊敏性とスポーツ性を高めた。
インテリアは、フルレザーインテリアとライトシルバーのアクセントを組み合わせたカーボントリムが標準装備。18wayスポーツシートは、初代911ターボ(タイプ930)をリスペクトしたステッチが施されている。そのほか、GTスポーツステアリング、新しいポルシェ トラックプレシジョンアプリを統合したスポーツクロノパッケージ、BOSEサラウンドサウンドシステムも装備する。