在庫期間や色でも差が付く! 同一車種で同程度の中古車でも価格がかなり異なる理由 (1/2ページ)

車種によってはボディカラーの違いで10〜20万円差が出ることも

 同じ状態の個体は2台とない、というのが常識の中古車。とはいえ、おおまかな相場というのは形成されており、販売店舗が違っていても同じ車種グレードで同じような車両状態の個体であれば、おのずと近い価格になるというのが一般的だ。

 しかし、中古車情報サイトなどを眺めていると、同じような状態の個体にもかかわらず、10万円以上の格差があるものも存在している。これは一体どういうことなのだろうか?

1)ボディカラーの違い

 最近のモデルはツートンカラーなども含め、非常にバリエーション豊かなボディカラーが用意されている。となるとボディカラーにも人気、不人気が存在するようになり、車種によってはボディカラーで10万円~20万円ほど店頭価格の差が出てくることも少なくない。

 新車で購入するときにエクストラコストが必要になる特別塗装色が高くなるか? というと必ずしもそうとも言えず、むしろ特別塗装色なのに不人気色というものも存在する。また、当時は不人気だったのに、時代の流れで人気になったり、希少色過ぎて逆に価値が出たりすることもあるので、なかなか難しいところだ。

2)下取りで入ってきた車両

 中古車店の在庫は当然下取り車もあるが、多くは業者オークションと言われる中古車業者が入札することができるオークションで仕入れている。つまり相場を把握しているプロが参加する場であることから、大幅に安く仕入れるというのは難しいところだ。

 さらに、オークションで落札した車両には落札手数料や消費税、車両を店舗まで運ぶ回送費などがプラスされるため、相場よりも安い値段は設定しにくい。

 しかし、下取りで入ってきた車両はそういった手数料などがかからないため、その分安く店頭に並べることができるのだ。なかには手数料分も利益として乗せている店舗もあるだろうが、相場より安い価格であれば、注目度も高くすぐ買い手が付くというメリットもある。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
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長距離ドライブ
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ザ・リーサルウェポンズ

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