効能は物理的なもののため乗っていて体感することは難しい
逆にデメリットは空気と混ぜると意味がなくなってしまうので、窒素のみを補充する必要がある(完全に抜けなくはないので)ため、入れられるところは限られるし、もちろん有料ということ。
何度か入れてみたことがあるが、乗り心地は変わったかな? という程度。空気圧と抜けにくさは、効果があるとは思う。劣化についても、摩耗のほうが問題だ。ちなみに飛行機のタイヤにも窒素ガスは使われていて、こちらは空気圧の急激な変化を嫌ってのことだ。
窒素ガスの効能は物理的なものなので、違いを体感できるかできないかは意味ないとも言えるのだが、料金を払っても体感できないことも継続して使う人があまりいない理由だと思う。ちなみにあるタイヤ店のスタッフによれば「窒素ガスの価格はかなり安くて、クルマ1台分、つまり4本入れても原価だと数十円ぐらい」とのことで、商売的な意味でオススメというのもあるようだ。
もちろん厳密にタイヤを管理したいという方にはオススメではあるので、メリットやデメリット、手間と料金を考えて選べばいい。個人的には空気圧をマメに点検していればあえて入れる必要はないと思う。