目的地の位置によってはわかりにくい場合も!
4)目的地が建物や広い敷地の場合
4つ目は、目的地が建物だったり、敷地の広い場所だったりしたとき。住所や電話番号で検索すると、設定するのはスムースにできますが、駐車場の入り口に道案内をしてくれるとは限らず、近くに行ってから「駐車場は反対側だった」なんてことも多いのです。
誰かを送って行って降ろすだけならいいのですが、クルマを停めたいときには検索結果のリストの中に、「○○ランド 駐車場」などと出てくる場合もあるので、確認してくださいね。
5)目的地が細い路地や建物が集中している場合
5つ目は、道が細い路地や建物が集中している場所が目的地の場合です。設定するときにちゃんと建物を指定したはずなのに、よくあるのは「目的地周辺に到着しました。案内を終了します」と行って、ナビが勝手に終了してしまうこと。
「えーっ、まだ到着してないよ〜」と、そこから迷ってグルグルと走って探すハメになることもしばしば。そんなときは、出発前にあらかじめ目的地周辺の地図を確認して、幹線道路からの道順を覚えておくなど、事前の準備をして行ったほうがいいですね。
6)踏切を通過するかを確認
さて、最後は到着予想時刻が大幅に狂いがちな要素として、「踏切を通過するルートかどうか」をチェックしましょう。とくに朝夕の電車本数が多い時間帯は、ナビは踏切の待ち時間までは計算してくれないことが多く、開かずの踏切につかまって大遅刻してしまった、なんて悲劇になりかねないのです。
あらかじめ、ナビが案内する予定のルートをチェックして、電車の本数が多い時間帯には踏切を避けるルートを選択することが、スムースに目的地に到着する秘訣でしょう。
というわけで、ドライバーの味方と言えるカーナビにも、こうしたいくつかのトラップが隠されています。でも、どれもちゃんと確認したり、事前に下準備をすればクリアできるものばかり。カーナビの機種によっても違いますので、使用するナビの特徴をまずは知って、慣れていくことも大事です。
またカーナビの地図は定期的にアップデートしないと、新しく開通した道などが表示されないので、それもお忘れなく。カーナビを最強の味方にして、効率的に楽しくドライブしてくださいね。