車格や大人っぽさ、見た目の価格感までアップする!
最近、クルマのボディカラーも多彩になり、10色以上のボディカラーを用意しているクルマが多い。ホンダ・フィット4に至っては、モノトーン、2トーン、アクセント2トーンを合わせて25色にも及ぶほどだ。クルマ選びもさることながら、ボディカラー選びにも大いに悩まされる時代である。
ところで、同じクルマでもボディカラーによって印象が大きく変わるのは当然として、ボディカラーによって車格、大人っぽさ、さらには見た目の価格感までUPするのをご存じだろうか。
それはそもそも小さく、価格感も低くて当然のような軽自動車で顕著だ。たとえばグッドデザインアワード2019年受賞、オートカラーアウォード2019特別賞受賞の日産デイズ。
17種類もの2トーンを含むボディカラーを揃えているが、特別塗装色のアッシュブラウン(M)/フローズンバニラパール(PM)2トーンはシックで大人っぽく、かなりセンスのいい2トーンカラーだと思える。2トーンカラーがハイウェイスターでしか選べないのは残念だが、見た目の価格感では、数十万円高く見えたりはしないだろうか。大人がシックに乗るならこれだ。
また、もっともデイズらしいのはテーマカラーでもあるホワイトパール(3P)/プレミアムサンシャインオレンジ(M)2トーンだろう。若い世代にはぴったりのさわやかカラーでもある。
今、日本で一番売れているクルマがホンダN-BOXだ。街を走る台数が多いだけに、できれば個性的かつ、車格や大人っぽさ、さらには見た目の価格感までUPするボディカラーを選びたいところ。
そこでイチオシするのが、標準車専用のプレミアムアイボリー・パールⅡ&ブラウンの2トーンカラーである。ホテルのエントランスに乗りつけて、これほどしっくり似合う、高級感あふれる軽自動車のボディカラーもほかにないように思える。N-BOXの場合、リモコンキーもカラーコーディネートされるから粋である。写真より現車のほうがずっとシックだ。
ホワイト系が好みなら、軽自動車のホワイト系モノトーンだと働くクルマっぽく見えてしまう可能性があるので、N-BOXで言えば、カスタムに用意されるプラチナホワイト・パール&ブラックの2トーンカラーがオシャレ。セレブの定番ファッションとも言える、ブラックのトップスにホワイトパンツを合わせたようなハイコントラストなスタイリッシュさがある。
女性ユーザーなら標準車にあるピートブロッサム・パール&ホワイトの2トーンカラーもなかなかだ。ピンク系でありながら、どこか大人っぽい色合いである。